スーパーエンプラが使用できるFDM方式3DプリンターFUNMAT HT登場

キヤノンマーケティングジャパンでは、INTAMSYS社製3Dプリンター『FUNMAT HT』の取り扱いを開始いたしました。スーパーエンプラの使用を前提としたFDM方式3Dプリンター「FUNMAT HT」は、スーパーエンプラの安定した造形はもちろん、今まで難しかった大型エンプラ造形も安定して造形できます。

「FUNMAT HT」の特長

  • 庫内温度のコントロールが可能、最高90℃まで加熱ABSなどの熱収縮が激しい材料で造形が安定
  • スーパーエンプラ用高温ノズル搭載、最高450℃まで設定可能
  • 高機能性素材PEEK、PEI(ULTEM)、PPSUは勿論、通常のエンプラ(ABS・PC)も安定した造形が可能に

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本体サイズ:530mm*490mm*645mm
重量:46kg
電圧:100-120V
使用電力:1200W
造形方式:溶融フィラメント造形法 (FFF)
プリントエリア:260*260*260mm
積層ピッチ:0.05-0.3mm
プリントスピード:30-300mm/s
ノズル温度(MAX):450℃/842℉
ヒーティングベッド温度(MAX):160℃/320℉
庫内温度(MAX):90℃/194℉
データファイル形式:STL,OBJ
フィラメント径:1.75mm
位置精度:X/Y:12.5μm Z:1.25μm
安全認証:FCC and CE
使用可能マテリアル:PEEK, PEI(ULTEM),PPSU,PA(NYL),PC,ABS,,PLA,etc.

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アニール(焼き入れ)について
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スーパーエンプラであるPEEK/PEI/PPSUに関しては、、3Dプリンターでの造形後、アニール(焼き入れ)を行う必要があります。3Dプリンターの造形だけでは、樹脂の結晶化が十分ではなく、強度/耐熱性など本来の物性値が出ません。そこで、送風恒温機(別売)などを使用してアニール(焼き入れ)を行い、造形物の結晶化を進めます。

アニール作業には温度(最大200℃まで加熱)、形状保持(石膏などによるサポート)、印刷時の設定(温度/内部充填)などのポイントがあります。



利用シーン

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INTAMSYS社製品について

INTAMSYS社は、高精度の産業機械・機器に関する豊富な経験とノウハウを持つエンジニアリングチームを中心に設立されました。

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これまでの3Dプリンターでは、エンジニアリングプラスチック(ABS/PC/NYL)などの印刷が可能でしたが、熱収縮などによる歪みなどの問題も抱えていました。一方では、エンプラの中でも特に優れた性能を備え、150℃以上の高温下で長期間耐えられる「スーパーエンプラ(PEEK/ULTEM/PPSU)」にも注目が集まってきています。

INTAMSYS社では、これまでの高度なノウハウを基に、スーパーエンプラの使用を前提としたFDM方式3DプリンターFUNMATを開発しました。高温ノズルの搭載、庫内温度の加温機能によりスーパーエンプラの安定した造形はもちろん、今まで熱収縮の歪みなどで造形が難しかった大型エンプラなども安定して造形できることがFUNMAT最大の特長です。

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キヤノンマーケティングジャパン株式会社
BtoBソリューション企画本部 BtoBソリューション企画課

 

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